【基本仕掛け】
●アジ仕掛け図〜カゴ仕掛け編〜 |
アジのカゴ釣りは、ウキとコマセカゴを付けた仕掛けを沖へ投げ、潮に乗せてアジを寄せる釣り方です。足元のサビキ釣りでは届かない沖の潮目や深場にいる、20cmを超える良型のアジを狙えるのが最大の魅力です。沼津周辺では、朝夕のマズメ時に沖の群れが回遊してくることが多く、カゴ釣りで尺アジ(30cm級)が釣れることもあります。 仕掛けの考え方はマダイの遠投カゴ釣りと同じですが、アジは口が柔らかいため、全体をやや細く・軽くして繊細に仕上げるのがポイントです。
号数はあくまで目安です。風が強い日は重めの仕掛け、凪の日は軽めの仕掛けにすると、投げやすくアタリも取りやすくなります。
群れが足元まで寄っている時は、手返しの良いサビキ釣りが有利です。一方、足元では小型ばかり、あるいは群れが沖に止まっている時は、カゴ釣りに切り替えると良型が狙えます。当店では同じ竿で両方を楽しめる、2〜3号・4.5m前後の磯竿をおすすめしています。
■ 最初はウキ止めを3〜5mに設定し、アタリの出方を見て深さを調整します。
当店の釣果記録では、アジは1〜2月、6〜7月、10月前後に報告が多く、季節を問わず狙える魚です。冬場は深場にいる良型が中心となるため、カゴ釣りの出番が増えます。コマセはアミエビを基本に、遠投する日は配合エサを混ぜてまとまりを良くすると、カゴから抜けにくくなります。付けエサ用のオキアミも合わせてご用意ください。
アジは鮮度が落ちやすい魚です。釣れたらすぐに海水氷の入ったクーラーボックスで冷やすと、刺身やなめろうでも美味しくいただけます。帰宅後は早めにゼイゴと内臓を取り除きましょう。
良型のアジは警戒心が強く、群れの下側や潮目の周辺にいることが多い魚です。コマセの帯が流れていく先を意識し、その中に付けエサが入るように仕掛けを投入します。潮が動き出すタイミングや、マズメ時に一気に食いが立つことが多いので、その時間帯に集中して打ち返すと効率良く数を伸ばせます。 ハリスは細い方が食いは良くなりますが、良型が掛かると切られるリスクも高まります。2号を基準に、食い渋りの日は1.5号、大型が多い日は3号と使い分けると、釣果とバラシの少なさを両立できます。
アジは潮の動きに敏感な魚で、潮止まりの時間帯は食いが落ち、潮が動き出すと一斉にアタリが出始めることがよくあります。釣行前にタイドグラフで満潮と干潮の時刻を確認し、その前後1〜2時間に集中して打ち返すと効率的です。また、日の出前後と日没前後のマズメ時は群れが浅いタナまで浮きやすく、ウキ止めを浅めに設定すると良型が連発することもあります。 日中にアタリが遠のいた時は、ウキ下を深くして底付近を探るか、コマセの量を増やして群れを足止めするのが効果的です。沖の潮目が近づいてきたタイミングも、良型が回ってくるチャンスです。 なお、カゴ釣りは周囲の方との距離が近いとオマツリ(仕掛けの絡み)が起きやすい釣りです。投げる方向を周りの方とそろえ、混雑している時は投入のタイミングを譲り合って気持ち良く楽しみましょう。
竿とリールは共用できます。2〜3号・4.5m前後の磯竿と3000番クラスのスピニングリールがあれば、ウキ・カゴ・ハリスを付け替えるだけで両方の釣りを楽しめます。
オキアミのSサイズやアミエビが基本です。エサ取りが多い時は加工オキアミを使うと、エサが長持ちします。
夕マズメから夜にかけて良型のアジが釣れることがあります。夜釣りの際は電気ウキやケミホタルを使い、足元の安全に十分注意してください。
■ 基本仕掛けトップへ戻る 最終更新日:2026年9月24日 |
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