上の表は、当店が静浦港で毎週朝8時に測定した水温の記録です。同じ場所・同じ時間帯に測ることで、季節による変化や前の週との違いが分かりやすくなっています。表には測定日の潮回り(大潮・中潮・小潮・長潮・若潮)も記載していますので、釣行日の潮と合わせてご参考にしてください。
2016年の記録を見ると、1月上旬に18℃あった水温は1月下旬に14℃まで下がり、2〜3月は13〜16℃で推移しました。4月に入ると18〜19℃まで上がり、6月には21〜23℃に達しています。冬から春にかけての水温の底は2〜3月で、ここから春の乗っ込みシーズンが始まります。
魚は変温動物のため、水温は魚の活性やエサの食い方に大きく影響します。一般的に、水温が上がる局面では魚の動きが活発になり、急に下がった直後は食いが落ちやすくなります。同じ水温でも「上がっている途中」か「下がっている途中」かで釣れ方が変わるため、前の週との差にも注目してください。
| 水温の目安 | 主なターゲット | 釣りのポイント | | 13〜15℃ | メジナ、ヤリイカ、深場のマダイ | 冬の本命。日中の暖かい時間帯が狙い目 | | 15〜18℃ | クロダイ、マダイ(乗っ込み) | 春の大型シーズン。ダービーもこの時期 | | 18〜22℃ | アオリイカ(春イカ)、アジ、クロダイ | 多魚種が狙える好シーズン | | 22℃以上 | アジ、サバ、タチウオ、回遊魚 | 朝夕のマズメ時が中心 |
表の区分は当店の釣果記録と測定データから見た目安です。その年の黒潮の流れ方や天候によって、同じ月でも水温が数度変わることがあります。
【クロダイ】
クロダイは幅広い水温に対応する魚で、沼津では一年中釣果があります。水温が15℃前後まで上がってくる早春は、産卵を控えた大型が浅場に入る時期で、当店のクロダイダービー(2〜4月開催)でも50cmを超える魚が多く検量されました。
【マダイ】
マダイは水温が安定して上がり始める4月前後に報告が最も多くなります。冬場の低水温期は深場に落ちるため、遠投カゴ釣りでタナを深めに取るのが基本です。
【メジナ(グレ)】
メジナは水温が下がる11〜3月が最盛期です。水温が高い時期はエサ取りが多くなるため、冬場の方が本命を狙いやすくなります。
【アオリイカ】
アオリイカは水温が18℃前後まで上がる5〜6月に大型の春イカが接岸し、10〜11月には新子の秋イカが数釣りできます。
■ 前の週より水温が上がっている時は、魚の活性が上がるチャンスです。
■ 急な冷え込みや大雨の後は水温が下がり、食いが落ちることがあります。
■ 同じ日でも、日が当たる浅場は水温が上がりやすく、朝より昼の方が活性が高まることがあります。
■ 潮回り(大潮・中潮など)と合わせて見ると、釣行日の予想がしやすくなります。
最新の水温や釣れ具合は、お電話または店頭でお問い合わせください。
【水温は毎年同じように変化しますか?】
大まかな季節の流れは毎年似ていますが、黒潮の流れ方や冬の冷え込み、梅雨の雨量によって、同じ月でも数度の差が出ることがあります。過去のデータは目安としてご利用いただき、釣行前には最新の状況をお問い合わせください。
【水温は釣り場によって違いますか?】
川の水が流れ込む河口付近は雨の後に水温が下がりやすく、外洋に面した西浦方面の磯は比較的水温が安定しています。当店の測定は静浦港の値ですので、他のエリアでは多少の差があることをご了承ください。
【水温が低い日でも釣れますか?】
低水温期でもメジナやヤリイカ、深場のマダイなどは狙えます。魚の動きが鈍くなるため、エサを小さめにしたり、ゆっくり誘ったりするなど、食わせる工夫をすると釣果につながります。
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最終更新日:2026年9月24日
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